サドベリー

記事一覧(10)

我が家のサドベリーとの出会い(1)

File 1: Aさん、Tさん(入学時10歳、8歳)――最初にサドベリーを知ったきっかけはなんでしたか?現在共に沖縄サドベリースクールの運営に関わっている友人から話を聞きました。その後、東京の友人からミュージカルのチケットをプレゼントされたんです。そのスケジュールに合わせて航空券を買っていたところ、なんとそのミュージカルの次の日に、以前から交流のある本田健さんが教育講演会を行うというので、迷わず家族で参加しました。――そのときのサドベリーの印象は?資料映像の中の凛々しい生徒がとても輝いていて、希望を持ちました。そしてダニエルの言葉の中に、共感するエッセンスが満載だったこと。何よりも自分の仕事が、好きなことを深めて学ぶことそのもので、この教育以外に無いと確信してしまったのです。――子どもたちはどんな反応でしたか?同じく会場でその映像を目の当たりにして、「この学校以外行かない!」と宣言されました。――実際に入学してみて、どんな変化がありましたか?はじめはデモクラシーについて、あまりに知識も経験もないことに打ちのめされました。とにかく始めは「挑戦的に放任」してみました。ひたすら忍耐です(笑)。次に「自由と放任」の違いに気づきはじめ、子どもたちに対し、親の側の主張もきちんと声に出して述べることを大切にしました。そうすると、お互いの主張を認め合う関係が生まれて感動したことを思い出します。ゆっくりとした歩みですが、着実に前へ進んでいることを感じています。――普通教育とはだいぶ違いますが、不安に思うことはありますか?幸い、こだわりの保育園で保護者の意識が高く逆に小学校では普通教育の限界を感じてしまっていたので、今は確信と希望を感じています。また、わたし自身が自己探求好きなので、サドベリーの理念にとても共感してしまうんです。――サドベリー入学を検討している人に一言お願いします。普通教育との違いにギャップを感じていると思いますが、親の決断が、子どもをストレス社会から解放し、幸せに生きる力を育てる喜びを感じています。はじめはささやかな一歩をなかなか感じられないかもしれません。しかし、この教育を通して自分が学び、気付くことを意識すると、人生が変わります。一足先にこの感覚に至っていますが、皆さんと心境を通過しています。不安に思うことなんでもお聞きください。ありがとうございました。

我が家とサドベリーとの出会い(2)

File 2: Rくん(入学時5歳、インタビュー時6歳)――沖縄サドベリースクールに入る前の状況を教えてください当時、息子は幼稚園の年中さんでしたが、毎日「幼稚園に行きたくない」と言って泣いていました。彼はのんびりマイペースで、好きなことは何時間でも集中してやるタイプだったので、幼稚園で先生の言うこと以外はしてはいけなかったり、時間が区切られたりしているのが本当に辛かったようです。「このままでは小学校で本人が苦労する」と思う一方で、私自身は彼のこういう性質好ましく思っていたので、どうしたら自信を失わずに成長していけるのか悩んでいました。――沖縄サドベリースクールに入ったきっかけは?サドベリースクールのことを知ったとき、「このスタイルなら息子は彼らしいまま成長できる」ととても嬉しく思いました。サドベリーの体験入学に行ったら、わずかな期間で目に見えて変化し、幸せそうで活動的になりました。その後、本人が入学を希望したので、思い切って横浜から沖縄に移住しました。――大きな決断だったと思いますが、悩むことはありませんでしたか?息子が通っていた幼稚園は、山を丸ごと使った自然豊かな園で、いとこたちも楽しく通っていたんですね。それで、最初に辞めることを決めるまでは、毎日眠れないほど悩みました。でも、その後はすべてがスムーズに進んでいき、気がついたら沖縄で暮らしていたという感じです(笑)。――勉強について不安に思うことはありませんか?いまはまだ文字にもあまり興味がないようで、ひらがなはだいたい読めるけれどカタカナはほとんど読めない、という状況ですが、不安は感じていません。むしろ、「外からの強制がなかったら人は何をどんな風に学んでいくんだろう」ということに興味があり、楽しく観察しています。先日、独自の方法で繰り上がりの計算をしているのを見たときには、「インド式計算術みたい!」とワクワクしました(笑)。――サドベリースクールに通うメリットを教えてください。いろいろありますが、いま一番感じているのは、年齢ミックスの素晴らしさです。年齢の違う子が対等な仲間として存在しているので、基本的に人を比較して優劣をつけるということがないんですね。「あの子はこれが得意、これは苦手」ということを、ただ事実として捉えていて、知っている子に教えてもらう、知らない子に教えてあげる、というのが年齢に関係なく自然に存在している。みんな本当に仲が良くて、まるで大家族のようだと思います。――サドベリースクールへの入学を検討している人へのメッセージをお願いします。赤ちゃんのときには、みんなが個性的な存在として、成長速度の違いもそのまま受け止めてもらえますよね。それが、「この年齢からはみんな同じ速度で成長しましょう」となるのは、不自然な感じがしていました。本当にいろいろな個性の子どもたちがいる中で、あるひとつの教育スタイルに統一したら、それがなんであれ、合わない子は出てくるはず。そういう子どもたちが、自由に別の教育を選択できるようになるといいなぁと思います。サドべリースクールも、まずは体験入学したうえで、子ども自身が入学するかどうかを決められたらと思います。もし、そのときは入学を希望しなかったとしても、教育には別の選択肢もあると知っていることは、その子の大きな支えになっていくと思います。

お勧めの本

書名をクリックすると、Amazonのページに移動できます。『世界一素敵な学校』ダニエル・グリーンバーグ 著ボストンのサドベリーバレエスクール創設者による、サドベリー教育の理念と実践。目からウロコのエピソードが満載の、サドベリーを知る「最初の一冊」です。*体験入学のお申込前に読んでいただく本です。『自由な学びが見えてきた』ダニエル・グリーンバーグ 著『世界一素敵な学校』の続編。創立30周年を記念した創始者の連続講話をまとめた一冊です。サドベリー教育についてより深く知りたい方に。『教育の完全自由化宣言!』天外 伺朗 著ソニーでCDやAIBOの開発を主導した著者による、教育の新たな形の提言。自由教育の魅力が脳科学や現場でのエピソードからも理解できます。『「生きる力」の強い子を育てる』天外 伺朗 著「いい子」の危うさと「生きる力の強い子」について、斉藤公子保育とサドベリー教育を中心に解説した、「教育の完全自由化宣言!」に続く一冊。『小さな天才の育て方・育ち方 小・中・校に通わず大学へ行った話』吉田 晃子・星山 海琳 著小・中・高に通わず、2ヶ月半の勉強で大学に現役合格した娘と、子どもを100%信じ、尊重してきたお母さん。信頼の「あり方」が学べる一冊です。*体験入学のお申込み前に読んでいただく本です。

我が家のサドベリーとの出会い(3)

File 3: Eくん、Tくん(入学時8歳、7歳)――沖縄サドベリースクールに入る前の状況を教えてください。まず、長男は小学校へ通っているころは、朝学校へ行く足取りも重く、時には体調不良も訴えました。マイペースで恥ずかしがり屋の彼、学校の競争、友人関係に疲れていたと思います。学校生活の中で彼が自信を失っていくのが分かって、このままではいけない、息子に合った学校がきっとあるはず! と彼に合った学校を探すことにしました。――沖縄サドベリースクールを知ったきっかけは?学校を探していたころ、偶然入った宗像堂(スクールの隣のパン屋さん)でサドベリースクールの話を聞き、これだ! と興奮したのを覚えています。――沖縄サドベリースクールの印象は?自由な学校であることは分かっていましたが、スタッフに実際に話を聞くと想像以上で(笑)。時間割もないし、お弁当をいつ食べるのかも本人の自由と聞き、本当に大丈夫? と少し不安になりました。でも、この教育の理念について書かれた本『世界一素敵な学校』を読み終える頃には、希望とわくわくした気持ちでいっぱいでした。早速、息子を体験入学に連れていくと一日目で「この学校がいい、もう前の学校には行きたくない」と言いました。その日からずっと、彼は沖縄サドベリースクールに通っています。――入学してみて、どんな変化がありましたか?まず、先に長男が入学し、とてもイキイキしだしました。こんなにおしゃべりだったかな? と思うほどよく話をするようになりました。それを見ていた次男も当然「サドベリーに行きたい!」と言うようになり、遅れて彼も入学しました。すると、子ども達はもちろんのこと、親の私まですごく気持ちが楽になり、穏やかに日々を過ごせるようになりました。今までの学校生活のストレスから解放されたのです。――勉強について不安に思うことはありませんか?2人が沖縄サドベリースクールに入学して1年が過ぎますが、遊びを通して今まで読めなかった字が読めるようになっていたり、計算などは買い物などから学んでいるようです。自分に必要なものはちゃんと学んでいくんだなぁと、これからどんな事に興味を示すのかとても楽しみです。――サドベリースクールに通うメリットは何だと思いますか?やはり「会議」です。サドベリースクールでも、もちろん問題や人間関係のトラブルはあります。その時には、会議で解決策などをみんなで話し合います。発言できる場所というのはとても重要だと思います。それと、もう1つは「年齢ミックス」です。年齢の枠にとらわれず、みんなとても仲がいいです。自然と上の子は下の子にアドバイスしたり、また、上の子も下の子と一緒に走り回ったり、刺激を受けているように思います。――最後に一言お願いします。サドベリースクールは本来の自分と出会っていく場所だと思います。子どもには自分で学んでいく力があることを日々実感しています。こんな教育もあることを、いろんな人に知ってもらいたいと思います。そして教育の選択肢のひとつになれば嬉しいです。

見学・体験入学・入学について

入学までの流れをご説明します。①サドベリースクールについて知る以下のいずれかの方法で、まずサドベリースクールについて知ってください。沖縄サドベリースクール学校説明会に参加する『世界一素敵な学校』を読む②学校見学予約制です。学校会議(子どもとスタッフ)での承認後、ご案内いたします。ご予約は okinawasudbury@gmail.com までお願いいたします。③体験入学学校会議(子どもとスタッフ)での承認が必要となります。体験入学は20日間(10歳以上は50日)ですが、終了時に入学者と学校の話し合いで延長可能です。(10日間ずつ)体験入学の初日に、10日分の参加費1万6千円をお支払いください。10日ごとに保護者の方とスタッフ及び在学している子どもとの話し合いを行います。④入学面接保護者の方の理解と、お子さんの入学への意欲がポイントになります。⑤入学手続き学校会議(子どもとスタッフ)の入学承認後、申込み書の提出と入学金および学費の振込みをお願いいたします。■入学金・学費メンバー(正会員)・在籍児童1名の場合   入学金: 15万円   学費: 月額38,000円 半期払いの場合210,000円(一ヶ月あたり35,000円)・在籍児童2名以上の場合(1人あたりの金額)   入学金: 10万円   学費: 月額33,000円 半期払いの場合180,000円(一ヶ月あたり30,000円)ビジター制度   様々な学びを体験したい、遠方で毎日は行けない、経済的な事情など   少しでも沖縄サドベリースクールに通いたいという家庭のためにビジター制度もあります。   ミーティングで、発言はできますが議決権はありません。   1日2,500円(兄弟割引はありません。)■入学条件入学時に満5歳~18歳であること(10歳以上12歳以下は体験期間が3ヵ月となります。13歳以上は相談に応じます)本人が入学を希望していること保護者が全員(両親がいる場合は2人とも)入学を承認していること沖縄サドベリースクールの教育理念を理解していること